結構なアトラクション

それは、何年か前の出張のときの話

出張先は名古屋、新潟空港から約2時間のフライト、ここ鶴岡から
新潟までは車で3時間・・・9時の出発なので、搭乗手続きの時間を
みて家を出るのは朝の5時、早朝だから道路はがらがら すーいすい

私たち2人は余裕の時間配分で新潟空港に向かっていたのでした。
だいぶ新潟空港に近くなった8時過ぎ、車の量がやけに多い・・・

ナント道路は渋滞しているのです・・・そうバリバリの通勤ラッシュ
この時間帯のこの道路を走った事のない私たちに通勤ラッシュ
のことなど知る由もありません。思わずハンドルを握る手が汗ばむ

妻は車の中で足踏み状態・・・やばいよね・・・まずいよね
それでも何とか8時50分何とか新潟空港に到着、あわてて
空港に入ると、空港の入り口付近に腕時計とこちらを

見ながらそわそわしている女性が立っています。
いきなりその女性が『白幡様で御座いますね、急いでください』 
顔を見合わせる私たち夫婦・・・やば~~い

私『もしかして飛行機 俺たち待ち??』
妻『いきなり名指しだもんね・・・』

搭乗手続きもすべてパスして、いざ飛行機に女性とともに
ダッシュ状態・・・その飛行機がこれまたかなり遠くの
滑走路に・・・って見た目にもかなり小ぶりな飛行機・・・

細かいことはさておいて、脚立?のようなタラップを上って
飛行機に乗り込むと・・・機内はマイクロバス状態??
しかもプロペラ機?なんか心細い機内・・・

見渡しながら座席に着くと、妻がおもむろに
『時刻表に(30)って書いてあったの30人乗りって事だったのね』
私『おいおいそれ大事なことじゃん、プロペラ機ゆれるよ』

かくして、スチュワーデスさんが同乗しない、コックピットと
乗客席が50cm丈ののれん(カーテン)で仕切られた、トイレが
異常に狭いプロペラ機で、しかもジェット機じゃないので低空飛行

で(予想どうりゆれるゆれる)名古屋へと向かったのでした。
しかし操縦席が乗客席から見える飛行機ってあるんですね・・・
名古屋に無事着いたとき、となりのサラリーマンが、『結構な
アトラクションでした・・・』同感!!

いつもながらの珍道中の我々夫婦なのでした・・・とほほ


皆さんのシルクのご感想、ご注文等、何人乗りか確認しながら
ドキドキしてお待ちしております、それでは宜しくお願いいたします!

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