■色白だからと喜べない・・・顔色は健康のバロメーター■
顔色を作る色には、赤・青・白・黒・黄の五色があり、健康な時は全ての色
が淡く混ざり合っていて、肌にはつやがあるのです。
しかし内臓が悪いと、いくつかの色が特に強くでて、肌のつやはなくなります。
この五色は五臓と対応していて、顔色でどこが悪いのかわかるのです。
たとえば便秘で悩んでいて、繊維質のものをとるとか、冷たい水を飲むとか
塩水を飲むとか、下剤を使うとか、あの手この手を尽くしても一時的には
良くなっても、結局良くならないという方が、たくさんいらっしゃいます。
便秘は、一般的には大腸の病気と考えられていて、それは当然そうなの
ですが、大腸は肺の腑ですから、こういう人は肺も悪いのです。
肺(呼吸器)が悪いと言う事は、顔色に白が出るのです。
色白の綺麗な娘さんが便秘で悩んでいる方が多いのですが、色白だから
といって喜んでばかりは、いられないと言う事になります。
(あの、鈴木その子さんは、どうだったのでしょう?)
便秘に関しては、一般的にあまりいわれない事ですが、腹部内臓を
包んでいる腹膜にも問題があるのです。腹膜には血管・神経が走って
いて、いわば腹部内臓への補給網や通信網の役割を果たしていますから
そこに支障がくれば、当然末端の腹部内臓の機能は落ちます。
たかが便秘といっても、これだけ体の具合に影響をもたらしますので
大事に至る前に、食べ物はもちろん、何よりも『冷え』に気をつけて
健康に勤めなければなりません。
(半身浴・食べ過ぎない・冷やさない・絹の肌着、寝具)
「私は冷え症じゃないし、よく手足が暖かいと言われるくらいだから、
関係ないわ、ほてるくらいだわ。」という方もいらっしゃいますが、
油断してはいけません、ほてるのも「冷え症」の症状なのです。
これは、男性にも言えることで、よく冷え症は女性特有の病気と思われて
いますが、冷えは性別と全く関係ないのです。
(僕は体調がすぐれないと、かかとが冷えてしまいますので、せっせと
冷え取りしています。)
第26話はここまで、次回をお楽しみに!!
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