■『天然素材・絹の健康法』 第19話■

■『肝腎かなめ』

めまいや吐き気の原因を、東洋医学では肝臓や胆のうなどの働きに関わる
肝の乱れと見ます。東洋医学では、全身に経絡(けいらく)という「気」の
通り道があると考えますが、肝臓に関わる「肝経(かんけい)」、
腎臓に関わる「腎経(じんけい)」という経絡は、足から始まっています。

そこで、肝が弱って起こる「めまい」や、腎(泌尿器や精力に関わる働き)
の弱りから来る「耳鳴り」の治療は、足を温めて血行を良くすることから
始めるのです。

『肝腎かなめ』というように、肝臓や腎臓はとても重要です。
ですから、下半身の冷えを取るために、昼間は絹の靴下や肌着などを
身に付け、夜は絹の毛布にくるまって寝るとよいのです。

                          谷惠子治療所 谷惠子 談

(私も絹の毛布を使って、6年ほどたちますが最初のころ、「さすがに夏は
タオルケットだろう」と思って夏は絹の毛布を一旦押入れにしまうのですが
以前もお話しましたとうり、絹は皮膚の表面体感温度を夏に1〜2度下げて
冬に1〜2度上げる特性があるため、かえって綿のタオルケットのほうが
暑苦しいのです。次の日からやっぱり絹だよね!となるのです。)

(しかし「肝腎かなめ」ってここから来ていたんですね。)

■ここで、お客様のペプラム様のメールをご紹介いたします。

『絹は高価で弱いもと思っていましたが、半信半疑でオークションに参加
しまして、実際着てみると、案外丈夫で着心地が良いんですね!!
私はアトピーで、化繊に弱いんですが、綿を愛用していました、

今では、絹のほうが肌にやさしいし、そんなに高価でもないことがわかり
ましたので、これからは、絹のものを積極的に買うようにしたいと思いマス。
これからもお世話になりたいです。これも何かのご縁ですね!!』

ペプラム様有難う御座います。お手ごろな価格でご提供できますよう
これからも、勉強いたします。(ちょっとカタイ?)

第19話はここまで、次回をお楽しみに!!

 

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