■シルクと風水学についてのお話です。 ■
■風水はご存知のとうり中国が起源ですが、唐の時代に日本にも伝えられ、
風水理論にのっとって遷都し、藤原京や平安京が作られたのです。

しかし日本では「風水」という名称はさほど広まらず、飛鳥・奈良時代、
同じくして大陸より伝わった奇門遁甲や暦占、天文学と共に、奈良〜平安
時代に発達した陰陽道に融合していったようです。

風水でもおなじみの『八角・八径』と同じ意味を持つ衣として着物は、当時
当たり前ですが、絹を素材としておりました。
  
一方、シルクロードとは、アジアの良質のシルクを得るためにタクラマカン
砂漠を越え、大陸を横断する路「西遊記」で孫悟空や三蔵法師が、
旅をした路です。当時の絹は金と同等の扱いとされ、風水学上もシルクは、
特別な素材とされてきました。

風水では、科学繊維(ポリエステル・ナイロン等)は運気を燃やしてしまうとされ、
天然素材の綿や絹を薦めています、特にシルクは金運を高め、運気を高める
ものとして、身に付けることを薦めています。

また、<風水>では、寝ている時間は翌日の運気を高める大切な時間。
そのため、着用している衣服も重要になってきます。Tシャツやトレーナーを
着て寝る人も多いと思いますが、あまり好ましくありません。

というのも、起きている時の「気」を布団の中に持ち込んで眠ることになるので、
心が安まらず、疲れが取れないのです。最も適している服装は、パジャマ。

起きている時の服装とはっきり区別できるものを選びましょう。
(やっぱり寝るときは、当たり前だけどパジャマですよね〜)


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