■『天然素材・絹の健康法』 第15話■

前回は、絹を生活に取り入れていらっしゃる、千葉にお住まいの本田様
のメールをご紹介させて頂きました。
今回は、アメリカ・シアトルの赤ちゃんの話と、お客様からのメールで
どうして割安価格なの?にお答えいたします。
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★★日本のシルク、アメリカの赤ちゃんを救う★★

「本絹の肌着がなければ生命が危ない」と言う奇病にとりつかれた、
アメリカの生後2ヶ月の坊やが、日本の商社マンの好意で
白羽二重(はぶたえ)2反を贈られ、無事に育ったと言うニュースが地元の
シアトルの新聞に大きく報じられた。

それによると、「坊やを苦しみから助けて。絹織物はありませんか」
と言う訴えの手紙が商社マンの目に入った。

手紙の主は、アイダホ州レイウストン市に住む
フレッド・マクフォール夫婦で、手紙には
「生後2ヶ月のトラビスちゃんの皮膚が非常に敏感で、
ちょっとした摩擦でもすぐ全身に火ぶくれを起こすようになった。
これはアメリカ国内でも過去百年間に3例しかない奇病で、
医師も子供の成長は難しいと言っているというのです。

せめて、本絹の肌着があればトラビスちゃんの生命が助かるのですが・・・・。
でもレイウストン市では本絹は手に入りません。
「なんとか助けてください」と、切々とした訴えが書かれてあった。

商社マンは、直に日本から白羽二重2反を取り寄せ、
夫婦に贈った。本絹の布に包まれたトラビスちゃんは、うそのように
火ぶくれも治まり、ミルクも飲むようになり危機を脱出したと言う事でした。

(よかったですねー、そんな奇病があるんですね、世界不思議発見の
ようですね、それにしても良かった良かった)
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■お客様からのメールで、『お試し価格や、割安価格になっていますが
どうして割安なのか、判らないと・・・』とメールをいただきました。
そこで、初めてですがお話いたします。

絹の素材としての健康効果や、その快適さに気がついたのは随分前に
なります。しかし、たくさんの方にこの事を感じていただいたり、
特別な装いではなく毎日お召しいただくには
お求め安い価格がネックになりました。

ここ鶴岡も、全国にあるシルクの産地の一つですが、国産の絹は、呉服
などの、高級品を生産している場合がほとんどです。一方絹の世界的な
本場と言うと、中国です(シルクロードと言うくらい)今年の2月に中国に
行きましたが、その雄大さとスケールメリットは、日本のそれとは
比べようもありませんでした。

通常メーカー、1次問屋、2次問屋、小売店と商品は流通します。私たちが
考えたのは、メーカーから問屋を通さず直接仕入れる『掟(おきて)破り』
でした。現在、協力メーカーは8社となりましたが、最初はことごとく
断られました。(○○問屋さんからどうぞ)なんて・・・

しかし不況が長引く中、メーカー側も靴下なら、500足。肌着なら100着など
「ロット単位ならば」と断らなくなったのです。メーカーも私がたびたび電話
するもので、最初はめんどくさそうにしていたのですが、実績が出来ると
「白幡さん、この品あと120枚で終わりなんだけど、オールでどお」
なんて電話がかかってきます。なんでも大手の問屋さんは、サイズフォロー
の出来ない商品は、扱いを中止してしまうらしいのです。

『絹の不思議な健康効果と快適さを、毎日お召しいただきたい、
だから、お試し価格で』の考えは、少しずつ前に進んでいます。
こんな訳で、お手ごろ割安価格とさせていただいております! 

シルクという素材は、快適で健康にも色々な効果があります、わざわざ
何かしなければならない健康法は、なかなか続きません(僕の家の2階
にあるいろいろな健康器具がほこりをかぶっています。)

『そして何より、天然素材の最高峰を身に付ける優雅さがいいじゃないですか!』

 

ご覧頂きまして、ありがとうございました。このページを閉じます